小山田 「フリッパーズを続けていたら・・・」

フリッパーズが解散していなかったら、どうなっていたんだろう…そう考えたことがある人は多いのではないだろうか。

宝島に連載されていたフリッパーズの「フリキュラマシーン」を担当していた増渕俊之氏によると、

増淵
「解散のあと、小山田と飯食いに行ったんですよ。何かの話の流れで、『もしこのままフリッパーズを続けてたらどうなったかな？』みたいな話をして。で、小山田がボソッと言ったのが、『FAB GEAR』に入ってる“ラブ・アンド・ドリームふたたび”ああいう曲の洗練された形になっていったんじゃないかなって言ってたんですよ」

確かにこの曲は難しいコードもなく、日本語の歌詞も意味があるような、無いような感じで気負いがなくすっきりとした印象ですね。この牧歌的なギターポップは、トミーフェブラリーやGOMES THE HITMAN山田も、フリッパーズの中で一番好きだそうです。


パレードのトロンボーンと 撃つためのドライフルーツ
あやふやで 見栄ばかり張る 僕たちのドーナツトーク
髪をながく伸ばしてみて 元には何も戻らないと知るはず

意味のない言葉を繰り返すだろう 向うの見えない花束のよう
甘いニヒリズムが笑う時にも
and love and love and love and dreams
and love and dreams for all
（原曲/YouTube　http://youtu.be/9WPXB8h5qog）

ドーナツトークというのは、きっと中身がない話とか、どうでもいい話ってことだろうな。。

ちなみに元ネタはライラックタイムの「the girl who waves at trains」という曲です。

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